日本郵政ＴＶＣＭ「バカまじめな男・登場篇」
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日本郵政がこんなＣＭを作るとは思いませんでした。
無難なＣＭしか作らないと考えていたからです。
とにかくキャスティングがおもしろいんです。
このＣＭで言いたいことは
私たち（日本郵政）は「バカまじめ」に仕事をします。
というメッセージです。
その「バカまじめ」を象徴する男として登場するのが
（最後まで誰だか気づきませんでした。）
上述したように無難なＣＭしか作らないイメージの日本郵政が
松本さんを起用するなんて正直ビックリです。
昔ほどではないにしても松本さんに対する世間の
好き嫌いは激しいと思います。
また「バカまじめ」から最も遠い存在でもあると私は思うのです。
松本さんがまじめでないと言うのではありません。
「まじめ」には種類がある。
まずは「まじめ」について考えてみます。
世に存在するまじめは2種類あると思うんです。
それは「社会のルールに対してまじめ」と「自分のルールに対してまじめ」の2つです。
この2つは相反する部分があります。
「バカまじめ」というと
前者の「社会のルールに対してまじめ」だと思います。
松本さんは逆に「自分のルールに対してまじめ」という印象です。
だからこのキャスティングに面白みを感じました。
「社会のルールに対してまじめ」は時に「融通がきかない」と言われ、
「自分のルールに対してまじめ」は「わがまま」と言われがちです。
本当は「バランスの良いまじめ」が一番なのかもしれませんが、
そんな器用な人間、そう居ませんよ。
とにかく、その辺を考えながらＣＭを見ると
良い意味でミスキャストであり、今後のＣＭ続編も気になります。
ついでにメイキングなんかもご覧ください。
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